めっきり寒くなりました。
読書の秋ですね。
「モチベーション」
人によってそれは違うけれど、
一体どこから来るんだろう??
改めてそんな事を疑問に感じて
手に取った本です。
How to 本なのかと思いきや
動機付けに関わる
解釈の歴史がわかる
とても興味深い本でした。
中でも面白いと思ったのは、
「デシ」(人の名前です)と「ライアン」の
「自己決定理論」
人間は生来、3つの欲求を持っていて
それが満たされると
モチベートされて
生産的になり、
心理的な適応が促される
つまり
個人が完全に機能している状態
その欲求とは:
1) 人間は生来持っている能力を発揮したいという有能感
2) 自分の意思で自律的に自分の行動を選択したいという自律性
3) 人々と関係を持ちたいという関係性
特に3)には、
周囲の社会と結びついているといった「安心」を感じたい欲求と
愛情や尊敬を受けるに値する存在である事を経験したい欲求
がある
そして人間は
自分の能力を向上させたい強いモチベーションを
持っているときは
自分より優れた他者と比較し、
優越感を得たい、傷ついた自尊心を
守りたいときは、
自分より劣った他者と比較したがる、
というもの
イソップ童話の
「酸っぱいブドウ」ですね
人間てつくづく面倒臭いものだなあと
思ってしまいます。
この「有能感」に振り回されて
人生の時間を使うなんて・・・
でもやはり
ある程度この3つの欲求が
満たされないと
やる気は続かない、というわけですね。
自分がこの世に生まれて
何かの役に立つという事を
証明したい、という本能なんでしょうかね。
とはいえ、
何を持って「有能」と見るかは
自分次第
この本能に振り回されないで
でもある程度満たしながら
モチベーションを
行動力に変えることができたら
いいですね。
今日はこの曲と共に♪
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