久々に本のご紹介です。
出口治明先生と言えば
日本生命の役員を経て
50代後半で起業
今は大学の学長先生で
大変な読書家、という方で、
その著書や雑誌の記事などで
書いていらっしゃることを
読んで
そのキャリアも
物事を見る視点も
言語化力も
凄い方だと思っていました。
特に凄いと思うのは
この年代の方に珍しい(失礼!)
先進的な考え方
物事の枠にとらわれない
自由さ、でした。
たくさんの著書は
どれも気になるものばかり。
少しずつ読みたいと
思っていました。
今日ご紹介するのは
この本
「僕が大切にしてきた仕事の超基本50」
表紙に
「新入社員からベテランまで」と
ある通り
もう知っているものも多いけれど
出口先生の言葉を読むと
知ってはいるけどできているか?
と自分にツッコミを入れたく
なっちゃうような気がしてきます。
また、
この歳で読むからこそ
重く感じる言葉も多く、
例えば
「変化に対応する」の章の
「いつも好奇心に軸足を置く」は
自分がそうしていることを
「それでいいんだ」と思わせて
くれるような内容でした。
人生100年、仕事はまだまだ続く・・
仕事の内容や働き方は
変化していっても
自分の軸足をどこに持って
変化に対応していくのか
自分の中に
何を育てていくのか、
というのは
年齢関係なく
人生のテーマ、だと思います。
「60歳は人生折り返し」と
おっしゃる先生の言葉には
パワフルで、
好奇心いっぱいのお人柄が
現れていて、
それでいて
お顔の表情の通り、優しく、
大らかな文体なので、
読みやすく、
自分を振り返りながら
読み進めることができます。
自分で読むのも、もちろん、
仕事に悩む若者が側にいたら
オススメできる本です。
機会があれば是非!
P.S. カバーの写真は先日お迎えした新しい家族、マロンくんです。よろしくね!
今日はこの曲と共に♪
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