先日は、学生時代の友人がゲストハウスに
泊まりに来てくれて、
夜更けまでガールズトークが続きました。
特にイタリアに住んでいる友人と会うのは何十年ぶりでしょうか。
今はLINEでやり取りしているので、距離は感じないですが、
LINEが当たり前となる前からの話から、
最近のことまで、話題は尽きず、
ストーブの前でブランケットにくるまりながら、
眠さも感じないほど、おしゃべりに夢中になりました。
イタリアに住んでいるその友人は、
たまたま学生時代に米国にホームステイした経験から、
世界が開け、自分のやりたいように人生を歩んでいいんだ、
ということに気づいたそうです。
その後就職してから色々苦労があったにも関わらず、
そこで自分なりにベストを尽くした結果、
次の仕事に繋がり、英国に留学した後、
イタリアで働き始めました。
その会社でたまたま取った英国からの
電話への応対ぶりを聞いていた上司が、
「君は英語ができるのか?」と聞くので、
「イタリア語よりむしろ英語が得意だ」と言うと、
それがきっかけで次の仕事に繋がった、と言います。
イタリアでは、英語を流暢に話せる人が
少ないのだそうです。
途中、失業もしたし、体調を崩したこともあった。
それでもそうやって次に繋げられていったのは、
彼女が自分の得た成功体験を自分で認めて、
それならこれができるかも?と可能性を広げていったから。
だからこそチャンスが巡ってきた時に、スッと乗れた。
彼女の話は、同じ状況に陥ったとしても、
物事の捉え方によって、また自分の意思によって、
次のチャンスをものにできるかどうかは変わってくる、
ということを教えてくれました。
その国の言葉がほとんど喋れない状態で、
イタリアに渡り、住むところを見つけて、働き続けるのは、
それだけで相当大変な事だったろうと想像ができます。
そういう状況でも、明るく、自分の好きな事、
やりたい事に向かっていく力強さが今の彼女を
作ってきたのかもしれません。
今は100%満足いく状況ではなくても、
今の仕事で自分を高め、やりたいことを明確に持っていれば、
必ずチャンスはやってくる。
彼女はそう信じているし、多分そうなるだろうな、
と思わせるものがありました。
キャリアは予めレールを敷くものではなく、
状況に応じて紡いでいくもの、ですね。
今日はこの曲と共に♪
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