【本に学ぶ】アルケミストー「夢と勇気の物語」

先週末、やっとこさ
地元のクリニックへ
ワクチン接種に行って来ました。

かなり混んでいる待合室で
読み終えたのがこの本

３３年も前に出版された名著を
初めて読みました。

200ページ程の短い文庫なので
すぐに読み終えてしまいますが

これがなかなか
示唆に富んだキーワードが
散りばめられた
中身の濃い本

平たく言うと、
羊飼いの少年、サンチャゴが
王様やクリスタル商人や
錬金術師に出会い
いろいろな事を学びながら
旅する物語

今まで慣れ親しんだものに
別れを告げて
新しい冒険をする過程に
ワクワクします。

この本の面白さは
受け取り方が
人によって違うだろうなと思うこと

抽象的な表現が多いので
秘められたメッセージをどう取るか

どこが自分に響いたか、は
その人の価値観によって
違うと思うのです。

私の胸に響いたのは
この文章

人は自分の一番大切な夢を
追求するのがこわいのです。
自分はそれに値しないと
感じいているか、

自分はそれを達成できないと
感じているからです。

永遠に去ってゆく恋人や
楽しいはずだったのに
そうならなかった時のことや、

見つかったかもしれないのに
永久に砂に埋もれた宝物の
ことなどを考えただけで、

人の心はこわくてたまりません。

なぜなら、こうしたことが
本当に起こると、
非常に傷つくからです。

これはサンチャゴの心の声

彼は錬金術師に
自分の心に耳を傾けなさい
と諭されます。

なぜなら
心を黙らせることはできないからだ。
たとえお前が心の言うことを
聞かなかった振りをしても、

それはおまえの中にいつもいて、
おまえが人生や世界をどう考えて
いるか、くり返し
言い続けるものだ

傷つくのがこわい自分の心
つい見栄を張ってしまう自分の心

そう言う心の声に
蓋をしないで
否定しないで

静かに向き合うことで

サンチャゴのように

本当は自分がどうしたいのか、が
見えてくるのかも。

そして人生は学びの連続。
学ぼうとする人は
幾つになっても
気づきを得て、成長できるんですね。

ワクワクするきっかけを
作ることが
なかなか難しいこの頃

そう言う気持ちを
思い出させてくれて
なんだか温かい気持ちになれる
本です。

今日は姉妹の歌声が美しい
この曲と共に♪
映像の最後の笑顔が
めちゃめちゃ可愛いです！

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