キリンの研究の第一人者である
アン・イニス・ダッグさんが
TVの取材に対し、このように答えていました。
「私が言いたいことは、
『自分の船を他人に押させるな』ということ」。
偏見や差別に直面しても、
諦めなかったアンさんの言葉が、
胸に響きました。
89歳とは思えない明朗な語りと
目の輝きが印象的。
何歳になっても、
あのように目を輝かせて
自分のやってきたこと、
夢を語れるとは、
なんて素敵なことでしょう。
そのキャリアの裏には、
投げ出したくなるような出来事や、
人々の反応があったでしょうに、
それに屈しなかった、
諦めなかった、
ハンパない意志の強さを感じます。
自分に照らして、
アンさんのご苦労のレベルには
到底及ばない小さな苦労に
ため息をついている自分が
小さく思われて、恥ずかしくなりました。
そして何より勇気をもらいました。
諦めないで意志を貫くには、
自分のやりたい事を明確に持って、
それを強く願い、
信じる力が必要です。
年とともに、そういう力は
萎えてしまいそうですが、
アンさんのように継続して
それを持ち続けることができたら、
きっと「自分の船を自分で押す」
=自分の人生を生きることが
できるのでしょうね。
日々のあれこれに流されず、
自分の本当にやりたい事に向かっている?
そうアンさんに問いかけられたような気がして、
気持ちが引き締まりました。
今日はこの曲と共に♪
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