最近、「個体差」という言葉を耳にする機会が増えている気がします。
「個人差」と同義のようですが、
人だけではなく、
製品や植物や動物にも使うから
「個体差」。
先日いらしたゲストも、
球根や苗にも個体差があって、
同じように植えても、
育つものと育たないものがある、
と話して下さいました。
そう言われてみると、
育たなかったな、と思う植物は、
この土地に合っていないとも限らず、
「個体」の個性だったのかもしれない、
と思い当たりました。
最近、家族となった4ヶ月の子犬も、
まさに個性の塊。
最初会った時は、
上目遣いに人をみて極端に
臆病なワンちゃんでした。
ペットショップの方が
こんなにビビりな子は初めてだ、
とおっしゃっていて、
「ビビりくん」と
呼ばれていたくらいでした。
我が家に来て、初めは恐々
ケージから一歩踏み出した彼は、
今では体重も倍に増え、
元気に走り回っています。
甘えん坊でワンパク、でも怖がり。
これからどんな風に育つのか、
彼の個性が出るのを楽しみにしています。
パピー教室で出会った同じ歳頃の
ワンちゃん達も、性格や遊び方がそれぞれ違い、
見ていると本当に面白い!と思います。
最初「個体差」と聞いた時には、
何か欠陥があるような響きだと思ったのですが、
個体差があるからこそ
人間も植物も動物も面白い。
優劣ではなく、
個性だという見方をすると、
その一つ一つが尊く、貴重なもの、
と思われてきます。
一体自分自身はどんな個性を持っているのか?
自分の一生の間に、
どんな個性を持つ人や植物や動物に出会えるのか
その個性に自分がどういう影響を受けて、
また影響を与えるのか。
その一つ一つを味わって(笑)
楽しめる余裕を持てたら、素敵ですね。
今日はこの曲と共に♪
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