実は普段、こういう心理学系の本を読むことはあまりないのですが、
偶然出会った本がとても良かったのでご紹介です。
ドイツの心理学者「シュテファニー・シュタール」さんが、
とてもわかりやすく、人間の思考と行動を説明しています。
人間の心の構成を、
「陽気な内なる子ども(日向子)」
「傷ついている内なる子ども(影子)」
「大人の自分」の3つととらえ、
それぞれがどう自分に影響を与えているかを
説明しています。
これは、程度の差こそあれ、
誰にでも当てはまることなのではないかと感じました。
子ども時代につらい経験が多くした人は、
日向子をなかなか表に出せなくなっているので、
人間関係において繰り返し問題を起こす「影子」の部分を
意識的にケアしてあげないと、問題が起きやすくなる。
そうこの「自分をケアする」必要が大人になっても
私達にはあるのですよね。
小さい頃から根付いた不安、不信感、というものは
簡単に拭いされるものではありません。
少しずつ、辛抱強く自分をケアして、
「自分の幸せの責任は自分にある」と
感じることができるまで、
続けていく必要があるのだとこの本を読んで再認識しました。
自分だけではなく、周りの人たち、
家族や友人、同僚なども、この本を読んで接すると、
少し違った角度で見ることができ、
もしかすると
「ケアする」サポートができるかもしれません。
心理学系の本は山ほどあるけれど、
その中でも大変わかりやすく、実用的な本でした。
機会があれば是非!
今日はこの曲と共に♪
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