Life is Project〜人生はプロジェクト〜

突然ですが、「プロジェクト」と聞いて何を思い浮かべますか？
「プロジェクトX？」はたまた「はやぶさ2」？

「プロジェクト」というと、政府や行政機関や大企業が行う大規模なもの、またはシステムを導入する際のシステム屋さんの世界、と思われがちですが、定義はと言うと「独自のプロダクト、サービス、所産を創造するために実施する有期性のある業務」つまり「期限」と「予算」が限られた「目的」がある仕事は「プロジェクト」なんですよね。

何も「はやぶさ2」だけがプロジェクトではなく（笑）どこの会社でも組織・団体でも、規模は違えど、プロジェクト単位の仕事はあちこちで発生していると思います。

ずっと継続して行なっていく「通常業務」と違い、プロジェクトは期限や予算、人材を含め使えるリソースには限りがあります。ある程度限定された条件の中で目的を達成する必要があるので、その管理方法（プロジェクトマネジメント）が重要になってくる、と言うわけです。

環境がどんどん変化してきている今、益々その機会は増えてきています。そう考えると、プロジェクトは何も仕事に限った事ではなく、家庭、学校、趣味、ボランティア、社会的な運動など、私達の身近な場所でたくさん起こっているのではないでしょうか。それほど型にこだわる必要はありませんが、プロジェクトマネジメントの手法が役に立つ場面は実は意外と多いんですよね。

プロジェクト単位で物事を進めていくと、例えばこんないい事があります。

• 目標が達成できる確率が高くなる
• チームで同じ目的を達成する連帯感、達成感を味わえる
• 経験を増やし、失敗から学べる

更に、自分一人で楽しむ、という考え方もあります。松浦弥太郎さんの「今日もていねいに」という本の中に、毎日が「自分プロジェクト」というお話が出てきます。例えば「美味しいハーブティを淹れられるようになること」「大好きな一曲だけを、じっくり20年くらいかけて、気持ちよく（ギターで）弾けるようになること」など、自分一人で取り組むものも「プロジェクト」と定義して楽しんでいるお話です。素敵ですよね。

何年もかけて何かを熟成するように達成したいこと、もっと短期間で結果を出したいこと、それは時によって違うかもしれませんが、このように毎日を「プロジェクトとして楽しんでいく」というのは、自分を大切に育む、という意味でとても良いやり方だと思います。家族や友人とで何かのプロジェクトに取り組む、というのも楽しいですね👍

そしていくつものプロジェクトを達成していく自分の人生そのものもプロジェクト、と言えるかもしれません。

さあ、次はどんなプロジェクトを始めましょうか😉

今日はこの曲と共に♪

I Love…